こんにちは、ララです☆
シーズン最多記録の56号という大記録を出した、
ヤクルトスワローズの村上宗隆(むらかみむねたか)選手。
そんな村上宗隆選手のバッドを制作しているのが、
ミズノテクニクスのバット職人である、
名和民夫(なわたみお)さんなのです。
今回の記事では、
名和民夫さんのプロフィールや経歴、
そして、村上宗隆選手が使用しているバッドは、
どのようなものなのか調べてみました。
さっそく見てみましょう。
ヤクルト村上選手のバットを制作する名和民夫さんってどんな人?

出典:毎日新聞
ヤクルトスワローズ村上宗隆選手の、
活躍に貢献したとも言えるバット。
このバットを作った名和民夫さんとは、
どのような人物なのでしょうか。
名和民夫さんのwiki風プロフィール
ヤクルトスワローズの村上宗隆選手のバッドを作ったのは、
ミズノテクニクスの名和民夫さんとおっしゃる方です。
名和民夫さんのプロフィールを見てみましょう。
◆生年月日 1967年2月28日(55歳/2022年10月現在)
◆出身地 岐阜県大垣市
◆学歴 大垣工業高校
◆職歴 ミズノテクニクス株式会社(1985年入社)
名和民夫さんの経歴は?
高校卒業後、
ミズノテクニクスに入社した名和民夫さん。
ゴルフクラブ製造5年、物流業務2年を経て、
1993年にバット製造課へ異動となりました。
現在は選手たちから絶大な信頼を得ている名和民夫さんですが、
バット職人になろうと思っていたわけではなく、
前任者の退職がきっかけで、上司から推薦されたのだそうです。
その後「伝説のバット職人」と言われる久保田五十一さんに師事しました。

出典:日経新聞
久保田五十一さんは厳しい方で、
「技は教えてもらって習得するのではなく、見て覚えろ」
という人物だったそうです。
人事異動から15年後の2008年に、
イチロー選手と松井秀喜選手の担当を引き継いだ名和民夫さん。
現在は村上宗隆選手のほか、
阪神タイガースの大山悠輔選手や佐藤輝明選手、
広島東洋カープの西川龍馬選手のバットも担当しています。
村上宗隆選手のバッドの重さや長さは?

出典:メ~テレ
名和民夫さんが手がけた、
村上宗隆選手のバットとは、
どのようなバットなのでしょうか。
形や素材は?
村上宗隆選手が、
今季途中から使用するバットは、
材質が硬い「メープル」の素材を使っているそうです。
形は、ヘッド部分がくり抜かれたものだそうですが、
これは2022年5月末に村上宗隆選手から要望されたのだそうです。
その理由について名和民夫さんは、
「ヘッド(先端)が軽くなるので、バットは振りやすく感じると思う。ヘッドが軽く感じることで手元までボールを引きつけることもできるので、(くり抜きは)有効的な手段だと思う」
引用:産経新聞
と話しています。
重さは?
村上宗隆選手のが使用するバットの重さは880~900グラムのものです。
村上宗隆選手は意図的に、
880グラムに近いものと、900グラムに近い2つの形を作っているそうです。
多くの選手は誤差も含め10グラム単位でバットを作るそうですが、
村上宗隆選手の場合は、
差を20グラムに広げ、
体調や対戦相手(投手)によって調整しているのだそうです。
◆イチロー選手 900グラム
◆松井秀喜選手 910グラム
◆大谷翔平選手 905グラム
名和民夫さんの作るバットは、
ヘッド部をくり抜いても全体の重さは変わらないように調整されていて、
芯の位置が1センチほどグリップ寄りにずれることで、
軽く触れるように感じるそうです。
このことにより、
懐までボールを呼び込め、ボール、ストライクの見極めが、
ギリギリまでできるのではないか、と見ているそうです。
まさに職人技ですね。
長さは?
村上宗隆選手のバットの長さは85センチだそうです。
これは、長距離打者としては短めで、
グリップが太めなことが特徴だそうです。
◆イチロー選手 85センチ
◆松井秀喜選手 86.5センチ
◆大谷翔平選手 85センチ
実績を残している選手ほど、
シーズン中にはバットの形を変えることは少ないそうですが、
村上宗隆選手は、重心や芯を手元に近づけるため、
シーズンの途中で形を変更したそうです。
こういった細かい要望にも対応した名和民夫は、
「村上宗隆選手がもっともっと上を目指せるように、微力ながら誠心誠意取り組ませていただきたい」
と語っているのです。
お互いがプロの仕事を全うしている姿は本当に美しいですね。
まとめ

出典:https://twitter.com/
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、
ヤクルトスワローズの村上宗隆選手のバットについて、
調べてみました。
◆村上宗隆選手のバットを制作しているのは名和民夫さん
◆名和民夫さんはミズノテクニクスの職人
◆形や重さなどの細かい要望に対応し選手からの信頼は抜群
村上宗隆選手の大記録を支えた名和民夫さん。
形や素材、重さや長さなど、
村上宗隆選手の細かいこだわりが再現された、
すばらしいバットを制作できるのは、
まさに職人の技ですよね。
そんなバットを村上宗隆選手は、
試合が終わると大切に磨いているのだそうです。
「成績が残せているのは、道具あればこそ」
という気持ちがあるからなのでは、と名和民夫さんはおっしゃっています。
選手に素晴らしいバットを制作したいという名和民夫さん、
それを大切に使い、素晴らしい記録を出す選手。
両者ともに素晴らしいの一言ですよね。
これからも素晴らしいプレーを見せてくれることと思います。
とても楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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