【ココ山岡（デート商法）】どんな手口？ダイヤは本物？裁判の結果はどうなった？

ココ山岡の手口は？

 

ココ山岡は、

どのような手口を使って事件を起こしたのでしょうか。

 

美人店員による声かけ（デート商法）

 

ココ山岡は、おもに独身男性をターゲットにしていて、

お店の前を通る人や、

1階のエスカレーター前などで声をかけていました。

 

はじめに声をかけるのは容姿端麗な女性店員で、

「お客様、お客様」と時には体をピッタリとくっつけ、

誘い込んだそうです。

 

この時に個人情報を聞き出し、

信販会社にローン契約ができるかどうか、

こっそり確認していたそうですよ。

怖いですね。

 

「デート商法」と言うと、

相手に恋愛感情を抱かせて、宝石などを購入させることを言うので、

ココ山岡の手口は少し違いますが、

綺麗な女性を使って、購入させるという点が似ていて、

ココ山岡の手口はデート商法だと言われているようですね。

 

5年後買い戻し商法を強調

 

支払能力がある客だった場合は、

「5年後買い戻し特約」を強調し、

言葉巧みに購入させていたココ山岡。

 

 

被害者の多くは、若い男性が多く、

店員がうまく言いくるめて購入を迫ったのは、

本当に悪質ですよね。

ココ山岡のダイヤは本物か偽物か？買取してくれる？

 

ココ山岡で購入したダイヤは、本物だったのでしょうか。

現在は、買取してくれるのでしょうか。

 

ダイヤ自体は本物

 

悪徳商法のイメージが強いココ山岡ですから、

「ココ山岡のダイヤは買い取ってもらえない」

と思い込んでいる人も多いようですが、

ココ山岡が販売していたダイヤは、偽物ではなく本物でした。

一方で、

ココ山岡が販売していたダイヤは、

金額の割には価値が低いものだったというのも事実のようです。

 

ココ山岡のダイヤは買取してくれる？

 

ココ山岡が行っていた手口は悪質ですが、

ダイヤモンド自体は天然石の本物で、

正規の鑑定をしている店に持って行けば、

正当な値段で買い取ってもらえるようです。

 

しかも、ココ山岡のジュエリーは、

貴金属部分に重量のあるものが多く、

相場の高騰により、買取価格が上がることもあるようです。

 

ところが、ココ山岡が出していた鑑定書は信頼性が低く、

鑑定書通りのグレードでの買取は難しいようです。

 

ココ山岡事件の裁判はどうなった？

 

ココ山岡の起こした事件の裁判は、

以下のような結末になりました。

 

逮捕者は3名

 

ココ山岡は経営難であることを認識しながら、

買い戻し特約付きでダイヤモンド販売をしていたことで、

3名に実刑の判決が下りました。

 

 

ココ山岡は破産、現在は存在しない

 

2007年に破産手続きが完了したココ山岡。

現在は存在していません。

 

返還金が分配され和解

 

ダイヤモンドを購入した1万人ほどの被害者は、

大手信販会社を相手取り、

未払い分のクレジット債務の全額免除と、

既に支払ったお金の返還を求め提訴しました。

信販会社を訴えたのは、

ココ山岡の経営が破綻していることを知りながら、

自社の利益のためにクレジット契約を組ませたことが理由だったようですね。

 

裁判結果は、

 

被害者は、未払い分の支払いからは免れることができました。

また、信販会社から返還された25億円は既払金額の約4割だったということで、

支払済みのものについては全額とはいきませんでしたが、

一部戻ってきたということで、これもよかったのではないでしょうか。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回の記事では、

ココ山岡が起こした事件について調べてみました。

 

◆経営難であることを認識しながらダイヤモンドをローン購入させていた

◆手口は女性店員3人1組でデート商法に似たようなことをしていた

◆「5年後買い戻し特約」をつけさせ、言葉巧みに勧誘していた

◆ココ山岡のダイヤモンドは本物だが、鑑定書のものより低グレードだった

◆裁判結果は逮捕者3名と、一部返金と未払い分は免除で決着

 

多くの被害者を出したココ山岡事件。

「100万円クイズハンター」や「志村けんのだいじょうぶだぁ」など、

人気番組にも商品提供も行っていて、知名度も高かったココ山岡。

実のところは破綻状態で、

悪質な勧誘をしたり、ローンを組ませるなどしていたのですね。

高い買い物には、十分すぎるほどの注意が必要ですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました☆

 

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