【かぼちゃの馬車事件とは簡単に】どんな物件?黒幕はスルガ銀行!≪逆転人生≫ - Trendist

【かぼちゃの馬車事件とは簡単に】どんな物件?黒幕はスルガ銀行!≪逆転人生≫

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こんにちは、ララです☆

 

2018年に明るみになった不動産投資詐欺事件、

通称「かぼちゃの馬車事件」が、

2022年3月14日の22時から放送の、

NHK「逆転人生」で取り上げられます。

 

多くのオーナーが自己破産する事態になったこの事件。

具体的に、どんな事件だったのでしょうか。

 

さっそく見てみましょう。

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かぼちゃの馬車ってどんな物件?

まず、

「かぼちゃの馬車」とは、

どのような物件なのか、見てみましょう。

 

「かぼちゃの馬車」とはどんな物件?

 

【かぼちゃの馬車とは】

「スマートデイズ」という会社が展開していた、
女性専用のシェアハウスのブランド名

 

「かぼちゃの馬車」の特徴

◆家賃は4万円程度(管理費含む)
◆敷金・礼金・仲介手数料なし
◆個室にはベッドや冷蔵庫などの設備がついている
◆インターネットの通信料や光熱費も家賃に含まれている
◆広さは5畳未満
◆シェアハウスなのにリビングなどの共用スペースはなし
◆周辺の賃貸ワンルームより1平方メートルあたりの家賃が高い

 

コスト面や設備、ネット環境ありといったメリットがある一方で、

部屋はとても狭く、窓からの光は少なく暗い部屋

 

共用スペースはキッチンやトイレ、洗濯場所や物入のみ

「シェアハウス」って、

そこに住んでいる人が集まれる大きなリビングがあって、

個室もあるからプライバシーも守れる、というイメージですが、

かぼちゃの馬車は、

キッチンやトイレが共有の集合住宅という感じでした。

 

「かぼちゃの馬車」は、

一人暮らしの女性とターゲットにしていて、

「トランクひとつで即入居可能」とアピールしていました。

 

「安いから」と割り切って住むのなら良いと思いますが、

周辺のワンルームと大して変わらない金額設定なら、

「かぼちゃの馬車」に入居する人はかなり少ないのではないでしょうか。

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かぼちゃの馬車事件の内容!何が問題だった?黒幕はスルガ銀行!

 

かぼちゃの馬車事件が、

これだけ多くの被害者を出した問題点は何だったのでしょうか。

 

問題1|黒幕はスルガ銀行だった!

 

スマートデイズとスルガ銀行は結託して不正を行っていました

 

通常、不動産投資経験のない個人の投資家は、

簡単に融資を受けることはできません

 

スルガ銀行は審査書類を改ざんしたり、

虚偽の説明をしたりしていました。

 

さらには、

オーナーに通常よりもかなり高い金利で融資をおこなっていたのです。

かなり悪質です。

 

銀行からの融資を受けられなかったら、

オーナーにならなかったであろう投資家もいたはず。

 

さらには、

高い金利でローンを組ませるという悪質さからみて、

最大の黒幕は「スルガ銀行」との見方もあります。

 

問題2|かぼちゃの馬車はサブリース契約だった

 

かぼちゃの馬車は、

サブリース契約というものでした。

 

【サブリース契約とは】
不動産会社がオーナーから物件を一括で借り上げ、入居者に転貸すること。

 

流れとしては、

 

  • 不動産会社が建築費を出すオーナー(投資家)を集める
  • 不動産会社が建物を建て、オーナーに販売
  • 不動産会社は賃料から手数料を引いてオーナーに支払
  • オーナーはその金額からローンを返済していく

 

スマートデイズがターゲットにしていたのは、

副収入を得たい会社員でした。

 

かぼちゃの馬車は、

1棟1億円以上という価格で、

ほとんどの人がローンを組んでいたのです。

 

サブリース契約は、

入居者がいてもいなくても、一定の家賃が保証されます

とは言え、空室の状況が続くと、

不動産会社は、オーナーに賃料の減額を交渉できるのです。

 

オーナーとしては、

「家賃保証」の言葉に踊らされ、ローンを返せると思っていたのに、

ニーズがなければ賃料の減額に応じざるをえません

 

さらに、スマートデイズは資金繰りの悪化で、

経営的には破綻していました。

 

かぼちゃの馬車の入居率は4割ほどで、

スマートデイズは赤字状態だったのです。

 

そしてとうとう、

スマートデイズからオーナーに賃料は支払われなくなり、

スマートデイズは破産

オーナーには多額のローンが残ったのです。

 

サブリース契約自体は何ら悪いことではありません。
空室を回避したり、面倒な事務関係は不動産会社に任せられるので、
メリットもあります。

 

ただ注意したいのは、

サブリース契約をするのであれば、

不利なサブリース契約はしないように、

しっかりとした知識を持っていないといけませんね。

不動産会社の甘い言葉に踊らされると、

このような取り返しのつかないことになるのです。

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問題3|スマートデイズが高額なキックバックを得ていた

 

スマートデイズは、

工事を請け負った会社から、

コンサルティング費用として、

高額なキックバックを受け取っていました

 

キックバック自体はごく普通のことですが、

スマートデイズが受け取っていたキックバックは、

建築費の50%でした。

仮に1億円の物件だと5000万円のキックバックですね。

 

【キックバックの相場】
建築費の2~3%

 

この高額なコンサルティング費用を払うため、

工事請負会社は、質のわりに割高な物件を建てなければなりません。

 

結果として空室が増え、

オーナーが損をするということになります。

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なぜ?かぼちゃの馬車の被害が拡大した理由は?

 

「不動産投資」と聞くと、

「儲かりそう!」と思う人もいると思いますが、

「怪しい」「本当に儲かるの?」

と不安に思う人の方が多いのではないでしょうか。

 

ではなぜ、

「かぼちゃの馬車事件」はここまで被害が拡大してしまったのでしょうか。

 

理由1|スルガ銀行が主体になっていた

 

一番大きいのは、

スルガ銀行が主体となっていたことです。

 

銀行主導なので、顧客は安心して契約してしまったのです。

また専門家も疑いの目を向けなかったという一面もあります。

 

理由2|CMタレントにベッキーを起用していた

 

かぼちゃの馬車は、

CMタレントに当時好感度の高かったベッキーさんを起用していました。

 

多くの初心者が「信用できそう!」と飛びついたのですね。

やはりCMタレントの影響って絶大ですね。

 

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まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

「被害者約1000人」「被害総額1500億円超」と言われた、

「かぼちゃの馬車事件」について調べてみました。

 

◆かぼちゃの馬車の物件は価値の低いシェアハウス

◆スマートデイズとスルガ銀行が結託しオーナーに不正融資をしていた

◆スマートデイズは法外なキックバックを得ていた

◆スマートデイズ倒産後、オーナー達はローンに苦しめられることに

 

かぼちゃの馬車事件の被害者は、

多くの負債を抱えることになりました。

 

年収800万円以上のエリートが主なターゲットでしたが、

自己破産者まで出ていて、

家族離散となったケースもあるようです。

 

かぼちゃの馬車に手を出さなければ、

幸せな未来が待っていたかもと思うと、

なんとも悲しい気持ちになりますね。

 

不動産投資にかかわらず、

「うまい話にはウラがある」ということを、

改めて考えさせられる事件ですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました☆

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