こんにちは、ララです☆
2022年1月期からのドラマが続々と発表されましたね。
その中でおもしろそう!と思ったのが、
NHKのよるドラ「恋せぬふたり」
確かな演技力と存在感で人気上昇中の、
岸井(きしい)ゆきのさんと、
高橋一生(たかはしいっせい)さんがW主演ということで、
注目のドラマなのではないでしょうか。
今回の記事では、
「恋せぬふたり」のあらすじと見どころ、
そして「恋せぬふたり」のテーマとなっている、
「アロマンティック/アセクシャル」と呼ばれる人は、
どういう人のことを言うのか調べてみました。
「恋せぬふたり」のあらすじと見どころ
2022年1月10日スタートの、
NHKよるドラ「恋せぬふたり」のあらすじと見どころを見ていきましょう。
「恋せぬふたり」のあらすじ
“恋愛”を前提としたコミュニケーションになじめず日々暮らしている咲子(岸井ゆきの)。
ある日、会社の後輩が企画した“恋する〇〇”キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた際、店員の高橋(高橋一生)から「恋しない人間もいる」と言われ、ハッとする。
咲子は結婚を急かす母親のいる居づらい実家を出て親友とのルームシェアを計画するが、その親友が元カレとヨリを戻したことでドタキャン。心が折れそうになった咲子は、ネットで「アロマンティック・アセクシュアル」という言葉と出会い…。
引用:NHKドラマ
「恋せぬふたり」の見どころ
このドラマで、
「アロマンティック/アセクシャル」という言葉を私は初めて知りました。
「LGBT」という言葉の認知度は高まっていますが、
それでもなお、
「恋愛感情を抱き」「いずれ結婚をして」「子供を産み育てる」
それがいわゆる「普通」という認識の人も多くいるのではないでしょうか。
恋愛ありき、結婚ありき、出産ありきの世の中で、
私自身も親や友人に「結婚は?」「子供は?」と言われてきました。
ドラマ「恋せぬふたり」では、
恋愛もセックスもしたくない異性と出会い、
恋人でも家族でもない異性との関係がどうなっていくのか、
コメディタッチで描かれるとのこと。
恋愛や結婚に縛られず、
人生を幸せに生きていく。
そのヒントがドラマの中に隠されていそうですね。
アロマンティック/アセクシャルという、
マイノリティなセクシュアリティがコメディで描かれるという点も、
月曜の夜に重くならずに見られそうですね。
岸井ゆきのさんのコメント
私が演じる咲子は、恋愛のことが分からなくて、それを分かっているのが当然のまわりの人たちとの関係になじめず、とまどいながら生きています。
でも人は好きだしひとりは寂しい、恋愛抜きで家族を作ろうとがんばります。
人は、誰にもわかりっこないと思っている人もみんな、本当は自分のことをわかって欲しいと思います。
性格が違う、価値観が違う、それでも同じ社会で生きてます。
その中でこんな生き方もあるのだと感じていただければ幸いです。
引用:NHKドラマ
高橋一生さんのコメント
生活や仕事。日常にいつからか『あたりまえ』にあったものや考えが、誰かにとっては『あたりまえ』ではなかったとしたら。
何かと世の中進むのが早くて、あたりまえではないものを『そういうこともある』として、じっくり理解を深めていく事が難しくなってきました。
誰かにとってのあたりまえが、別の誰かにとっては当てはまらず、理解しにくいことなのかもしれません。
今回参加させていただく作品を機に改めて自分の『あたりまえ』を見つめ直してみたいと思います。
引用:NHKドラマ
脚本家・吉田恵里香さんのコメント
他者に恋愛感情を抱かない人、性的に惹かれない人がいること。
恋愛は幸せの選択のひとつにしか過ぎないこと。誰かの生き方に他人がとやかく言うものではないこと、等々……恋愛至上主義の世界では忘れられがちな事柄たちです。
本作では、それらに真正面から向き合いました。演者・スタッフ・考証の皆さんの真摯な姿勢に何度も襟を正し、勉強、反省、成長させていただきました。このドラマはアロマンティック・アセクシュアルのふたりが主人公です。
恋愛・性愛至上主義の世界で、ないものとして扱われてきた彼らを描いています。恋愛ありきの世界だけでなく、周りが決めた「当たり前」に振りまわされて疲れているあなたに届く作品になっていること、そして何年か後には「当然のことを何を仰々しく言ってるんだ」「古い」なんて言われるくらい世界が変わっていることを心より願っています。引用:NHKドラマ
アロマンティック/アセクシャルとはどんな人のこと?
LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)は、
ここ最近、急激に認知度が高まりましたね。
ただ、アロマンティック/アセクシャルというセクシュアリティについては、
認知度はまだまだ低いのではないでしょうか。
アロマンティック/アセクシャルとは?
「アロマンティック」とは、
「ロマンティック(恋愛的な)」の頭に打消しの意味を持つ「A」がつく、
「アロマンティック(他者に恋愛的に惹かれない)」の意味です。
同じように、
「アセクシャル」も、
「セクシャル(性的な)」の頭に打消しの意味を持つ「A」がつく、
「アセクシャル(他者に性的に惹かれない)」の意味です。
とても分かりやすいですよね。
無知すぎる私は最初、
「アロマンティック」と聞いた時、
「アロマ?何それ?(アロマ)オイル的な?」と、
なんともアホな事を考えてしまいました。
「A」と付けて打ち消したということで、
一気に意味が分かりました(笑)
アロマンティック/アセクシャルの割合は0.8%
LGBTに関するある調査では、
回答者のうちLGBTの割合が2.7%だったのに対し、
アロマンティック/アセクシャルの割合は0.8%という結果が出ています。
認知度が低いのにも納得がいきますね。
ですが、0.8%というのは「125人に1人」という割合。
学校で言うと、だいたい3クラスに1人はこのセクシュアリティの人がいる計算です。
そう考えると、
そこまでマイノリティではないような気もしてきませんか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、
2022年1月10日スタートの、
NHKよるドラ「恋せぬふたり」のあらすじと見どころ、
そして「アロマンティック/アセクシャル」というセクシュアリティについて、
調べてみました。
岸井ゆきのさんと高橋一生さんがW主演を務める、
よるドラ「恋せぬふたり」。
岸井ゆきのさんと高橋一生さんと言えば、
ちょうど1年前の2021年1月10日スタートだった、
「天国と地獄~サイコな2人~」でも共演していましたね。
今回は、全く異なるテーマでの共演ということで、
ストーリーはもちろんのこと、
お2人がどのように絡み合っていくのか、
とても楽しみです。
ドラマのテーマとなっている、
「アロマンティック/アセクシャル」というセクシュアリティ。
誰もが他者に対して、
恋愛や性的に惹かれるということが前提の社会で、
生きづらさを感じている人がいるということでしょうね。
このドラマを通して、
理解が深まるといいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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