こんにちは、ララです☆
「マルチのカリスマ」と呼ばれる、
玉井暁(たまいあきら)氏が逮捕されました。
650億円とも言われる大金を集めた玉井暁氏。
玉井暁氏が逮捕された理由は何だったのでしょうか。
そして、
こんな大金を集めた玉井暁氏の巧みな手口とは、
いったいどのようなものだったのでしょうか。
また、
玉井暁氏は複数の芸能人や有名人と交流があると話しています。
それは誰なのでしょうか。
玉井暁氏が逮捕された理由は?
玉井暁氏ら7人が、
「金融商品取引法違反」の容疑で逮捕されました。
具体的に見てみましょう。
玉井暁氏の逮捕理由は「仮想通貨を無登録で出資させた」こと
11月9日、都内在住の男女7人が、金融商品取引法違反の容疑で警視庁に一斉に逮捕された。
彼らは昨年6月以降、金融商品取引業者としての登録がないまま、複数人に計約1700万円相当の仮想通貨を出資させたとみられている。
警視庁は、同グループが2019年4月以降、海外に拠点があるとされる「ジュビリーグループ」の金融商品『ジュビリーエース』、『ジェンコ』、『GTR』といった金融商品への出資を呼びかけ、計650億円分の仮想通貨を集めていたことも確認しているという。
引用:文春オンライン
つまり、
◆仮想通貨を出資させた
これが逮捕の原因だったのですね。
ということは、
「登録していれば、逮捕されていなかった?」ということなのでしょうか。
調べが進み、
いずれは「詐欺」などの罪にも問われることになるのでしょうか。
玉井暁氏逮捕のポイントは「法改正」
「金融商品取引法」は以前、仮想通貨は適用除外とされていました。
しかし、
2020年5月1日の法改正で、
「仮想通貨が金融商品の仲間入り」になったのです。
そして、
「仮想通貨」という名前自体も、「暗号資産」に変わりました。
玉井暁氏はこの法改正により、
無登録で仮想通貨(暗号資産)への投資を募っていたとして、
逮捕されるに至ったのです。
「警察につかまるなんて、玉井はまったく思っていなかったと思います。ここ数年関わっている案件については、『仮想通貨で出資させているので(無許可でのマルチ商法の販売・勧誘を禁じる)金融商品取引法に引っかからない』が口癖でした。
事後に、彼の側近のひとりに聞いた話では、今年の春ごろ自宅に警視庁のガサが入り、5億円近く押収されたそうなのですが、その時も余裕の表情だったとか」(A氏)
引用:文春オンライン
玉井暁氏は、改正前の法律では、
仮想通貨は規制対象外と知っていたので、
「自分が逮捕される」とは思っていなかったようですね。
玉井暁氏の手口とは?
玉井暁氏が、
これだけの大金を出資させた手口は、
一体どのようなものだったのでしょうか。
「必ずもうかる」「月利10%」と説明
玉井容疑者らが全国で宣伝していたのはジュビリーエースや「ジェンコ」などの商品だ。
いずれも海外に運営会社があるとされ、仮想通貨の取引所間の一時的な価格差で利益を出す「アービトラージ」を人工知能(AI)で行うシステムを用いるなどして利益を出し、出資者への高利回りをうたっていた。
それだけではなく、紹介した人が専用のサイトに登録したり、収益を上げたりすると、勧誘者が配当を得られるマルチ商法の手口も取り入れられていた。
勧誘者は「必ずもうかる」「月利10%」などと説明。勧誘された者がさらに別の者を誘うことで、出資者が全国で増加した。
引用:産経新聞
俗に言う「ネズミ講」というやつですね。
巧みな話術
玉井暁氏は全国でセミナーを展開し、
巧みな話術を駆使し、
時には冗談を交えながら軽快な語り口で勧誘を行っていたようです。
ものすごい人の数ですよね。
この日のセミナー参加者は1000人を超えていたそうです。
これだけの人が投資をしたら、
それはすごい金額になるでしょうね。
セレブ画像で成功者をアピール
玉井暁氏のフェイスブックは、
席が埋め尽くされたセミナーの様子や、
世界各地の高級リゾート、
プライベートジェットの内部などの、
セレブ写真が満載です。
「自由万歳!」で締めくくられる投稿で、
玉井暁氏を「カリスマ化」する人が続出したのでしょうか。
契約書や領収証を渡さずアプリで確認させていた
玉井暁氏は資金を受け取る際、
出資者に契約書や領収証などを渡していませんでした。
出資者は資金を投じた後、玉井容疑者らの投資運用会社の専用アプリから自分のアカウントにログインし、配当や取引履歴を確認していた。
資金の預かり証や配当の証明書はなかったという。
エステサロンを経営する大阪府の40代女性は、知人に紹介された関西地方の男性警察官から「ゲームのように月利8~9%もらえる」などと話を聞き、英領バージン諸島にあるとされる投資運用会社「ジュビリーエース」に約100万円を出資した。
契約書は交わさないのかと尋ねた際、警察官は「海外の会社なので、日本の法律は適用されず書類は必要ない」と説明。当初は配当を得ていたが、やがて受け取れなくなり、その後警察官とも連絡が取れなくなった。女性はアプリで取引履歴を確認できたので安心したといい、「知識不足だったが、そういうものだと納得してしまった」と語る。「信頼できる投資運用だと思っていた。お金を返してほしい」と出資を悔いた。
引用:時事ドットコム
これは、完全に意図的ですよね。
普通だったら「怪しい」と感じるでしょうが、
アプリで取引履歴を確認できたことと、
最初のうちは配当を得ていたことで、
信用させたのでしょう。
最初は配当金を支払い、
信用させたら、さらに高額の投資をさせ、
そのうち配当を払わなくなるというのは、
よく聞く話です。
玉井暁氏と交流がある芸能人、有名人
玉井暁氏は、
数々の芸能人や有名人と交流があるとアピールしています。
以下のような「著名人と知り合い」とアピールすることで、
信用させたのかもしれません。
イチローさん、松山英樹さん
玉井暁氏のフェイスブックには、
イチローさんや松山英樹さんと1枚の写真におさまる姿がありました↓↓
イチローさん本人ですよね。
ものまねさんの方じゃないですよね(笑)?
どういったつながりなのか気になるところです。
こちらは松山英樹さん。
一緒にゴルフされる仲なのでしょうか・・・
前田敦子さん、優木まおみさん、吉川ひなのさん
前田敦子さん、優木まおみさん、吉川ひなのさんは、
玉井暁氏が以前利益を得ていた、
アメリカ系のマルチ「モナヴィー」に関係していたようです。
優木まおみさんと吉川ひなのさんは、
「モナヴィー」の愛用者。
前田敦子さんは、ブログでモナヴィーの商品を紹介していました。
真偽の程は不明ですが、
玉井暁氏は、
「優木まおみや吉川ひなのと食事したことがある」
「前田敦子から昨日電話があった」
と吹聴していたそうです。
楽しんご、ミラクルひかる、一瀬邦夫社長(いきなり!ステーキ)
玉井暁氏が主催する集まりに来ていたという話です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、
玉井暁が逮捕された理由と、
650億円もの大金を集めた、
巧みな手口とはどのようなものだったのか、
調べてみました。
◆逮捕理由は「金融商品取引法違反」
◆集めた資金は650億円
◆手口は「必ずもうかる」「著名人と知り合い」と言葉巧み
◆イチローさんと写った写真をSNSに上げている
今回の逮捕は、
「無登録」で「出資させていた」ことですよね。
今後は詐欺の疑いでも再逮捕ということになるのでしょうか。
玉井暁氏は、
出資者に「契約書」「領収証」などの書類を渡していませんでした。
今後、容疑が固まったとしても、
出資した金額が返金されることは難しいのではないでしょうか。
「おいしい話は存在しない」と肝に銘じ、
怪しい話にだまされないよう、
気をつけないといけませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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