こんにちは、ララです。
時効21日前までの約15年間逃亡した福田和子。
電話で「あぶないあぶない」と話す肉声は放送され、その年の流行語にもなりました。
この“あぶないあぶない“の電話、
相手は誰だったのでしょうか。
そして、この“あぶないあぶない電話”は、
実は福田和子自身による計算だったのです。
「あぶないあぶない」の電話の相手は誰?
福田和子が、
「あぶないあぶない」と話していた電話は、
誰と話していたものなのでしょうか。
電話の相手は、
愛媛にいる愛人でした。
福田和子は、
犯行を手伝った夫と、
子供までいましたが、
なんと愛人までいたのです。
この電話は、
福田和子が、
石川県金沢市に逃亡したあと、
福田和子が愛媛の愛人にかけたものだったのです。
「あぶないあぶない」の電話の会話内容は?
福田和子が、
「あぶないあぶない」と話していた電話、
そのほかには、どのような会話をしていたのでしょうか。
福田和子「はつ美(福田和子の偽名)です」
福田和子「もう忘れたでしょうが、私のことは」
愛人「そうや。福田和子なんて知らんけどそんな女」
福田和子「高井はつ美だけ?もう切るよ本当」
愛人「なんで」
福田和子「私が捕まるのが面白いんやろ」
福田和子「そんなドジはしない」
福田和子「切るよ、あぶないあぶない」
愛人「何があぶない?」
福田和子「逆探知されたら困る」
福田和子の予想通りなのかどうかは分かりませんが、
愛人は警察への協力を約束していて、
愛人の電話には録音機が設置されていたのです。
≪音声≫福田和子の「あぶないあぶない電話」
福田和子がかけた、
「あぶないあぶない」の電話の音声はこちら(冒頭部分)↓↓
福田和子は警察の捜査を見越していたという事実
驚いたことに、
この“あぶないあぶない電話”は、
福田和子の計算だったのです。
この電話をかけた時期は、
福田和子は石川県金沢市にいましたが、
捜査をかく乱するため、
わざわざ京都まで行って、
電話をかけたのです。
警察は、
“あぶないあぶない電話”の録音テープから、
コインの落ちる音の間隔に注目しました。
10円玉で通話ができる時間は距離で決まるため、
コインが落ちるまでの時間から、
警察は「福田和子は関西にいる」とよみ、
関西ばかりを捜索し、
金沢まで捜査は及ばなかったのです。
この後も福田和子は、
別の知人にも関西から電話をかけています。
これも同じく、
警察の捜査をかく乱するためだったんでしょうね。
何とも悪知恵が働くというか、
警察の動きまで見越しているところは、
さすがは15年も逃げるだけあるな、と
変に感心してしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、
福田和子の「あぶないあぶない」の電話について調べてみました。
◆「あぶないあぶない」の電話の相手は福田和子の愛人
◆警察の捜査をかく乱するため、金沢から京都まで移動してかけていた
◆警察はまんまと騙され、関西を捜索し金沢まで捜査しなかった
◆愛人以外にも関西から電話をかけていた
この電話の内容がテレビで流れていた時は、
まさか福田和子自身が計算して仕組んだものだとは思いもしませんでした。
警察の捜査をかく乱するため、
わざわざ金沢から京都まで行って電話をかけたあたりは、
「絶対に捕まってたまるものか」
という執念を感じますね。
そして福田和子の思惑通り、
警察は福田和子がいない関西を捜索していたのです。
最終的には、
福田和子の“あぶないあぶない電話”の音声がきっかけとなり、
福井のおでん屋の女将と客に通報され、
時効21日前に逮捕されるという結末を迎えたのです。
逮捕された時は、
警察に、もみくちゃにされながら、
衣服で顔を隠し号泣する福田和子。
ゴール目前の逮捕に、
本当に悔しい思いをしたに違いありません。
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